
バチェロレッテの中でも特にギャップの見せ方が上手かった3人の男性
黄皓さん・杉田陽平さん・當間ローズさんがどんな風にギャップを見せて、どこか良かったのかを解説します。
恋愛において性別問わず、惹かれる要素の1つに『ギャップ』があります。
「いつもはツンとしてるのに二人きりの時はデレデレする(ツンデレ)」「普段はだらしないのに仕事になるとキリっとする」「遊んでそうなのに実は家庭的で料理上手」など。
例を挙げればキリがありませんが、そのようなギャップを意図せず見せつけれたことがきっかけで恋愛に発展するケースは多いです。

ギャップに惹かれることを、「ギャップ萌え」なんて言い方もするよね。
芸能界でもそんな風に始まるカップルを見かけます。あの佐々木希さんがアンジャッシュ渡部健さんに惹かれたのも、きっかけはギャップでした。
二人がお付き合いをする前のこと。佐々木さんが「今度二人でごはんに連れていってくださいよ」という誘いに対して、
「写真誌に撮られたら希ちゃんに迷惑がかかるから、マネージャーを入れて3人で会いましょう」と誠実な断られ方をした。これが彼を男性として意識するきっかけだったそうです。
女性慣れして派手に遊んでそうなのに、そうやって私のことを考えくれてる実は誠実な男性、そのギャップに佐々木さんも惹かれのでしょう。
まぁその後は多目的トイレでやんちゃをしていたので、ウワサ通りの遊び人でしたが…。
話を戻して、そのように恋愛ではギャップは上手く活用できれば強い武器になります。
ちなみにアマゾンプライムで配信中の『バチェロレッテ』でも、このギャップを上手く見せた男性・黄皓(コウコウ)さん、杉田陽平(すぎたようへい)さん、當間ローズ(とうまローズ)さんが、最後の3人に選ばれました。
本記事ではその3人がどんなギャップで福田萌子さんを惹きつけたのかを、番組名シーンと併せて解説します。
- ギャップに惹かれる理由を知りたい
- 3人が選ばれたポイントを復習したい
- バチェロレッテ考察記事を読みたい

バチェロレッテ考察の人気記事はこちら(↓)
恋愛でギャップがある人に惹かれる理由

そもそもどうして恋愛ではギャップのある人に惹かれてしまうの?
冒頭でもお伝えしたように、人がギャップを感じた相手に惹かれやすいです。そしてこれは性別に限らず、男女のどちらにも当てはまります。
ではなぜ人は『ギャップ』に惹かれるのでしょう?
その大きな理由は、ギャップを感じた時には人の感情の振れ幅が大きくなるから。
わかりやすいのは、感情が『-(マイナス)』から『+(プラス)』に転じるケース。
最初は相手に対して悪い(マイナス)のイメージを持っていたけれど、そこで良い(プラス)印象を受ければ、感情の振れ幅が大きくなるので強くプラスの印象を感じます。
例えば道に迷っているおばあちゃんをクラスの優等生が道案内しても助けても、アイツならそういうことをして当たり前と思われるだけ。
しかし同じ行為をいつも普段はケンカばかりしている全身タトゥーだらけのヤンキーがすればどうでしょう?
感情の振れ幅が大きくなるので、優等生が同じ行為をするよりも圧倒的に好印象を得られます。これがギャップの正体です。
少女漫画の世界ではそれが顕著に表現にされています。
「花より男子」ならいつも優しい花沢塁ではなく、時々しか優しさを見せない道明寺司に。「いたずらなKISS」では池沢金之助ではなく、入江直樹に惹かれる。いずれも『ギャップ』の力が強く働いています。
なお恋愛で良い印象を与えるギャップは『-(マイナス)』から『+(プラス)』だけではありません。
逆『+(プラス)』から『-(マイナス)』へのギャップが良い影響を与えるケースも多いです。
例えば仕事も身だしなみも完璧だと思っていた男性が、ふとした時に見せる弱さに惹かれる女性は意外とたくさんいます。
シンプルに弱いだけの情けない男性には何も魅力を感じませんが、ギャップを活用すればそんな弱さすらも武器になるのです。
ではバチェロレッテで勝ち残った男性陣はどんなギャップを見せたのか、具体的な内容を続いて紹介します。
【當間ローズ】陽キャ・チャラ男なのに相手のために控えめになれる
歌手・當間ローズ(とうまろーず)さん。
ラテン&セクシーな見た目のイメージ通り、福田萌子(ふくだもえこ)さんとのファーストコンタクトの場面でも情熱全開。
いきなり萌子さんに対して「君の全てを知りつくしたい」という歌詞のラブソングを歌いだし、挙句の果てに彼女のほほや首にタッチする始末。
これには萌子さんもドン引き。苦笑いで「…すごい」というしかありませんでした。
ぶっちゃけこの時点ではかなりのマイナスイメージです。ただの陽キャなチャラ男、軽薄な女たらしという印象しか持てず、落選候補の一人だったはずです。
しかしその後のカクテルパーティーでは自分から萌子さんを誘わないローズ。さっきまでのアグレシッブさが無くなり、萌子さんも心配したほどでした。
そして2人きりになった時に「さっきは嫌な思いをさせてごめんね」と彼女へ真摯に謝罪にしたのです。
彼はそこで相手の気持ちを考えて控えめになれる心遣い、自分が悪いと思えば素直に謝れる謙虚さを見せました。
ここで萌子さんの表情は明らかに変わったので、彼女のローズに印象もプラスに転じたはずです。そしてツーショット終了の際には、2人が笑顔とハグ。
見事にマイナスからプラスへのギャップを見せた瞬間でした。
さらに彼が歌手になった理由もギャップ萌えのポイント。
子供の頃、海外から日本引っ越してきたローズ少年はその見た目のせいで周囲からいじめにあったそうです。
その時に唯一心の支えになったのが、テレビから素敵な歌を届けてくれた歌手。
その姿を見て励まされた彼は、自分もそんな風に歌で人を勇気づけられる人間になりたいと歌手を志したとのこと。
ただの目立ちたがり屋と思いきや辛い過去があって、しっかりした考えの元で歌手を志し、その夢を叶える行動力もある。
このエピソードを聞けば、彼がただの目立ちたがり屋での薄っぺらい人間じゃないというのがわかります。
そのような彼の歌手を志すきっかけも、間違いなくギャップを感じる点です。
【杉田陽平】照れ屋で泣き虫なのに勇気を出して愛情を伝えてくれる
画家・杉田陽平(すぎたようへい)さん。
杉ちゃんの愛称で親しまれ、出演男性の中で圧倒的に女性からの人気が高い方です。
そんな杉ちゃんですが、第一話ではあまり良い印象を残せはしませんでした。
カクテルパーティーでは自分からアピールすることができず、一人でソファに座ってメソメソと泣くだけ。

いい歳をしたおじさんが泣くなよ…と僕も最初は良いイメージを持ちませんでした。
おそらく萌子さんもそうだったはず。
しかしその後は泣く回数も減り、萌子さんに対して自分の気持ちをしっかりと表現しました。
さらに杉ちゃんが素晴らしかったのはただの単に「好き」ではなく、あなたは自分にとって唯一無二の存在と伝えた点です。
毎日変わっている(成長している)、今の自分が好き。
なんでこんな風になれたんだろう…萌子さんのことを考えていたからだ。
(第6話より)
生きていく上で萌子さんが必要不可欠になったんですよ。
もう他の人じゃダメなんです。
(第7話より)
あれだけメソメソ泣いていた彼が勇気を出して私への愛を言葉にして伝えてくれた、そのギャップに萌子さんの心も動いたことでしょう。
あと彼が実力のある素晴らしい芸術家である点も、ギャップの生み出している要因の一つです。

いかにも仕事ができなそうな雰囲気なのに、実は絵が抜群に上手いアーティストとかめちゃくちゃかっこいいもんね!
酒・女・博打好きのただの遊び人の金さんかと思って接していたら、その正体は北町奉行所の名奉行・遠山の金さんだったぐらいのインパクトです。
仕事ができる男性に惹かれない女性なんていないので、萌子さんのこのギャップには心が揺らいだと思います。
女性はナンバーワンではなくオンリーワンになりたい
ちなみにほとんどの女性は誰からも好かれたいというよりも、大切な人のたった一人の存在になりたいと思っています。
「ナンバーワンではなく、オンリーワンになりたい」これが大半の女性が持っている感情です。
そして杉ちゃんは萌子さんが自分にとって唯一無二の存在(オンリーワン)であると伝えられた、数少ない参加男性でした。
意中の女性を落としたい男性は、シンプルに「好き」というのも良いですが、そこにプラスして「あなたは自分にとって唯一無二存在」であることを伝えればより相手の心に響きますよ。
【黄皓】敏腕実業家なのに弱い一面がある
最後の3人目が実業家の黄皓(コウコウ)さん。
コウさんは中国にある父親が起業した貿易会社の代表を務める傍ら、日本国内でもフィットネス関連の事業に取り組む敏腕実業家。
彼の会社は年商数十億円という噂もあるので、今回の参加男性の中では最もハイスペックです。
見た目はさわやか系のイケメン、体は細マッチョ。婚活市場では秒で完売するレベルの超絶優良物件でしょう。
バチェロレッテどころか、バチェラーで選ぶ側の男性になっても良いほど方でした。もう何もかもが完璧すぎ。
萌子さんとの対面も一番最初だったことから、番組企画サイドとしても彼がファイナルローズの最有力候補だったことがわかります。
しかし第5話でのこと。そんな完璧の超人の彼が萌子さんとのツーショットデートの際、「ほんとは弱いしズボラな人間。それにコンプレックスだらけ…」と自分の弱い面を萌子に吐露するのです。
今までの2人とは正反対の「(+)プラス」から「(-)マイナス」へのギャップ。
初対面の印象が良く、ハイスぺのコウさんだからこそ出せるギャップです。
これを2人キリの時に出すなんて、この方は人の心を掴むのも上手いな…と感心しました。
さらに彼の畳み掛けは続きます。「(他の参加男性達から)お前は個性が無いと指摘されて…」とまるで周囲から攻撃を受けているような内容を彼女に伝えるのです。

実際はコウさんの振る舞いや言動が周囲を煽ったり、マウントを取っていたから原因は彼なのですが…笑
ただそれを聞いた萌子は「冷静沈着に見える彼だけど、みんなバランスが取れなくなってもいいと感じるほどの私を想っていてくれたなんて」と強くコウさんに惹かれているようでした。
ほんとびっくりするほど人の心を掴むのが上手い…。恐ろしい男です。
まとめ
今回の記事ではバチェロレッテの参加男性の中で、ギャップを見せるのが上手かった3人の振る舞いについて詳しく紹介しました。
なお女性と長期的な関係を築くためには、コウさんのように弱い面・カッコ悪い面を時々見せるのも僕は大事だと考えています。
もしそういう面を見せても、女性が「かわいい」と捉えてくれれば些細な失敗もプラスに捉えてくれるようになるのでラクだし、一緒にいて楽しいですよ。
僕も仲良くなった女性には「実はいびきがコンプレックス恥ずかしいから、女の子とはあんまりお泊りデートしやへんねん」的なことを伝えると、
「えーいびきぐらい全然いいよ!逆にそういうところも私には見せて欲しいからお泊りしよ」と逆に女性からお泊りデートの打診をされます。
そんな風にコンプレックスや弱い面も、ギャップとして活用すればプラスの材料になるのです。
だからある程度、関係性が深まったらぜひコウさんのように弱い面やコンプレックスを見せることにも、チャレンジしてみてください。
ただし女性がドン引きするようなコンプレックスはいくら事前にプラスの印象を与えていてもNGなので、そのサジ加減だけは注意しましょう。
たとえば早漏・短小・包茎などの男性器に関するコンプレックスをお持ちの男性は多いでしょうが、そんなのをわざわざ女性に言う必要はありません。
「おれ早漏なんだよね!」と正直に伝えても、女性からは「なにコイツきも」…と思われて終了ですからね笑
参考記事セフレ作りにおすすめの出会い系サイト